冒険とロマンを求めるブルジョワール家のおじょうさま、トリッシュ。彼女が伝説のポケモンをつかまえようと「フキヨセのほら穴」にやって来たとき、連れていたのがこのクイタランだ。トリッシュのデタラメな行動に振り回されてコバルオンに連れさられたりもしたけれど、トリッシュのもとにもどれたときは、うれしそうだったぞ。トリッシュのことが大すきなんだね。
【49巻・第507話】

　ピカ(ピカチュウ)をさらおうとした理科系の男(アキヒト)を、正義のジムリーダーズ(タケシ、カスミ、エリカ＆カツラ)がとりかこむ！　そのときにエリカが連れているのが、このクサイハナだった！
　 もうれつなにおいをはなつクサイハナを、清らかそうなエリカが手持ちにしているなんて…ちょっとビックリ。
【４巻・第48話】

　バトルファクトリーのダツラ対エメラルド戦で、ダツラがレンタルポケモンとしてクチートを使っているぞ。
　 試合開始直後、エメラルドのマッスグマの攻撃をかわしたクチートは、お返しとばかりに強烈(きょうれつ)な“きあいパンチ”をたたきこむ！　さらにすぐさま“てっぺき”で守りをかため、バトルは完全にクチートのペースに。たまらずエメラルドはマッスグマからカイロスに交代。そこでクチートは、待ってましたとばかりに“かえんほうしゃ”で勝負を一気に決めにいく！　
　 しかし、なぜかクチートは“てっぺき”しか出すことができず…。
　 ちなみに、バトルタワーでダツラが使っているのも、同じクチートだぞ。
【26巻・第306話】

　レッドがいどんだトキワジムのジムリーダーの資格試験(しかくしけん)。その時、ポケモン協会が試験のために用意した６匹のポケモンの中に、２匹のクヌギダマがいたぞ。でも２匹ともレッドのフッシー(フシギバナ）に、あっというまにやられていたけどね。
　 ちなみに、クヌギダマの「ぶんるい」は、ミノムッチ・ミノマダムと同じ「みのむしポケモン」なんだって。へぇ〜。
【９巻･第115話】

　おろかな一部の人間の手によって、長い眠りから目覚めさせられた２匹の伝説ポケモン・グラードンとカイオーガ。大地をつんざいてグラードンが地上に出現すると、あたりはすさまじい日でりにみまわれ、空気は焼けつかんばかりに上昇をはじめる。名だたるジムリーダーたちがグラードンを撃破(げきは)せんとこころみるも、その侵攻(しんこう)をゆるめることすらままならなかった。
　 グラードンはホウエン各地を灼熱(しゃくねつ)で壊滅(かいめつ)させながら一直線に進み、ルネシティでカイオーガと激突(げきとつ)。「世界はふきあれる嵐ともえさかる炎でうめつくされた」という伝説を知る者たちは、この世の終わりを覚悟(かくご)せざるをえなかった。
　 しかし最後まであきらめることなく戦い抜いた少年少女と、彼らの背中をおす実力者たちの努力が、人びとの絶望(ぜつぼう)を希望(きぼう)に変えた。この若者たちの決死の奮闘(ふんとう)により、レックウザをまきこむ超古代ポケモン・三つどもえの戦いに発展。その後グラードンをふくむ３匹はふたたび長い眠りにつくべく、そのすがたを消したのであった。
【19巻･第235話】

　ミオシティから出航(しゅっこう)したシンオウ丸で、上空からおそいかかってきた野生のグライオンに、船乗りナミキはビックリ！　このグライオンは“こおりのキバ”“かみなりのキバ”“ほのおのキバ”をおそう相手の弱点にあわせて使い分けてくる、かなりの強敵！　しかも船は海の上、どこにも逃げ場所が無いという大ピンチに!!　
　 その時ダイヤは「船に乗せてもらってごちそうにもなったお礼」とのんびりした調子で、グライオン退治(たいじ)をナミキに約束する。まず、べー(ゴンベ)がきのみを投げて時間をかせぎ、次にぷー(タテトプス)のかたい顔でグライガーのキバ攻撃を防御(ぼうぎょ)。最後は、るー(ドダイトス)が“はっぱカッター”でフィニッシュ！　この攻撃に、あえなくグライオンはノックダウンされたのだった。
【34巻・第378話】