タマムシシティで助けてくれたイエローをしたって、ずっとイエローについてきてしまったキャタピー。グリーンの指導(しどう)のもと捕獲(ほかく)の特訓中だったイエローは、このキャタピーをつかまえるようグリーンから言いわたされる。
　キャタピーは、イエローにつかまえてほしそうにじっとしているのだけれど…イエローは捕獲が大の苦手！　キャタピーをモンスターボールにおさめるのに、なんとまる二日もかけたのだった！
　「ピーすけ」というニックネームをもらったキャタピーはそのままイエローと冒険をともにし、“いとをはく”を使ったサポートで活躍(かつやく)。のちにバタフリーへと進化をとげたぞ！
【５巻・第53話】

　濁流(だくりゅう)に流され、海の波間(なみま)をただよっていたルビーを発見したのが、ハギ老人のピーコちゃん(キャモメ)だ。その後、ハギ老人がつり上げたシザリガーが船上(せんじょう)であばれだした時、ピーコちゃんは“でんこうせっか”で猛(もう)アタック！　でも「シェルアーマー」の特性(とくせい)を持つシザリガーにはこの攻撃はきかず、逆にピーコちゃんのくちばしにヒビが！　い、いたそう…!!
【15巻・第190話】

　ギャラ(ギャラドス)は、とちゅうで何度もトレーナーがかわっている、『ポケSP』ではめずらしいポケモンだ。
　一番はじめはカスミの手持ちだったが、クラブとの交換(こうかん)でレッドのものに。次にリザードンとの交換でレッドからグリーンへとわたり、その後レッドのもとへと返されたんだ。
　レッドが水上を移動するときには“なみのり”が使えるギャラが大活躍(だいかつやく)！　またレッドが重量 級バトルにいどむときには、フッシー(フシギバナ)やゴン(カビゴン)とならんで、ギャラが投入(とうにゅう)されることが多いぞ!!
【２巻・第25話】

※その他にもシルバーの「赤いギャラドス」(性別：♂、特性：いかく、性格：なまいき、色ちがいのポケモン)やカントー四天王・ワタルなど、ギャラドスを手持ちにしているトレーナーは多い。第４章登場の海パンやろう・ヒデノリも「ぎゃーとん」というニックネームのギャラドスを持っているぞ。

　グレンジムリーダー・カツラの主力の一匹。ロケット団に囲まれたカツラがピンチのときにはいち早く駆けつけて救い出し、ミュウツー戦ではカツラとともに決死(けっし)の“たいあたり”をぶちかますなど、トレーナーへの愛情の高さがうかがわれる。
　元ロケット団のカツラをレッドがうたがったときには、後ろ足でおもいきりレッドを蹴(け)り上げたことも！
【２巻・第26話】

　マグマ団三頭火(さんとうか)・カガリが使うほのおポケモン、それがキュウコンだ！　「ひたすら焼く、焼きはらう、焼きつくす！」というカガリのバトルスタイルを、このキュウコンが実践(じっせん)するぞ！
　カナシダトンネルの戦いでは、マグマ団への仲間入りを無視(むし)したルビーに、カガリが激怒(げきど)！　キュウコンがはき出す“ほのおのうず”が、ルビーを窮地(きゅうち)に追いこんだ!!
【18巻・第220話】

※その他、グリーンもキュウコンを持っている。性別は♂、特性はもらいび、性格はひかえめだ。タマムシシティ郊外(こうがい)で、グリーンとレッドが競うようにモンスターボールを同時に投げ、結果 グリーンの手持ちに。第９回ポケモンリーグでは“だいもんじ”でレッドを追いつめた。グリーンがトキワシティジムリーダーになってからもその力は健在(けんざい)。グリーン不在のトキワジムで、グリーンに挑戦(ちょうせん)しに来た人との対戦をまかされることもあるぞ！

イッシュ地方の伝説のドラゴンポケモン、ゼクロムとレシラム。この2匹は、1匹のポケモンが分かれたものだった。しかし、ごく一部の言い伝えによると、ゼクロムとレシラムとして分かれたあとの「ぬけがら」もまた、1匹のポケモンとして生き続けているという…。そんな「第3のドラゴンポケモン」がキュレムだ。復活したプラズマ団は、キュレムをねらっているのだろうか!?
【52巻・526話】