この世の裏側ともいわれる「やぶれた世界」に生息する、伝説のポケモン。この世の表側…つまり現実世界にディアルガとパルキアが存在するかぎり、ギラティナは「やぶれた世界」から出ることはできない。この伝説の３体が、表と裏、２つの世界のバランスをたもっているのだ。
　しかし、テンガン山・やりの柱でアカギがおこなった儀式の影響で、２つの世界をつなぐ穴ができた。ギラティナは、その穴からディアルガとパルキアをやぶれた世界へと引きずりこみ、２匹を幽閉(ゆうへい)する。そしてギラティナは、２つの世界をみずからの絶対的支配下に置くべく、現実世界へと飛びだした。
　ギラティナは、やぶれた世界においては「オリジンフォルム」に、現実世界においては「アナザーフォルム」にフォルムチェンジする。これは、存在する世界の環境に合わせて、みずからの姿を変えているためだと考えられている。
【40巻・第431話、第436話】

　イッシュ四天王・ギーマのポケモンで、文字通り「切り」札(ふだ)としてバトルで活やくしているぞ。するどく、す早い刃(やいば)での攻撃は、防御(ぎょ)を上げた相手も一撃でノックダウンさせるほどだ！
【46巻・第481話】

　　ロケット団中隊長ズの手持ちポケモンだ。エスパー技の“サイコウェーブ”をおぼえていて、この技でスイクンハンター・ミナキを追いつめたことがある。たまらずに姿をくらましたミナキに対し、今度はしっぽが意外な能力を発揮（はっき）！　しっぽについた小さな脳でかすかなにおいをかぎわけて、しげみの中からミナキを発見した!!
【10巻・第129話】

　RURU(ルル)がラルトスからキルリアに進化したのは、ミツルとセンリが空の柱で修行をしていた時のこと。ミツルは、ルビーから借りていたRURUを勝手に進化させてしまったことに責任(せきにん)を感じていた。しかしセンリは「自分がルビーに持たせたポケモンだから問題ない」とミツルをさとす。そんなやりとりの後、空の柱にのぼりつめたミツルは、RURUとジュプトルを使ってレックウザを目覚めさせることに成功したのだった！
　ホウエンの危機(きき)が去り、ルビーの元へと返されたRURUは、バトルフロンティアのバトルドーム戦で再登場！　愛情たっぷりに接するルビーのもとで、とっても幸せそうだ。
【21巻・第258話】

　「華道(かどう)のような『さりげなさ』が、ポケモンバトルでも大切」…そんな信念を持つタマムシジムリーダー・エリカの手持ちが、このキレイハナだ。まるでおどっているかのようなキレイハナの身のこなしは、これがバトルだということを忘れてしまうほど「静か」で「美しい」。しかし、その一つ一つの動きは、相手の弱点を確実にねらいつつ防御(ぼうぎょ)もかねるという、じつに戦略(せんりゃく)的なものだ！　キレイハナがさりげなく放った“はなびらのまい”の香りにつられ、ヤナギのウリムーは前後不覚(ぜんごふかく)に走り出す！
【13巻・第163話】

　スズの塔付近ではじまったロケット団との戦いのさなか、ゴールドとシルバーがポケモンを通信交換(こうかん)。このときの交換により、ゴールドのニョたろうがニョロゾからニョロトノに、そしてシルバーのシードラはキングドラへと進化していた！
　 シルバーの手持ちには水タイプのポケモンが３匹いて、オーダイル、ギャラドスとならぶのがこのキングドラ！　豪快(ごうかい)な攻撃が魅力(みりょく)の１匹だぞ!!
【９巻・第111話】

　サカキが話す悪の計画の中で、キングラーが登場。
　 このキングラー、タマムシシティのロケット団地下研究所でバイオ手術をほどこされ、その後きびしい戦闘訓練(せんとうくんれん)を受けさせられたという、かわいそうな１匹だ。ワンリキーといっしょに訓練しているようだが、２匹とも目つきがすごいことになっている…。
【３巻・第38話】