No.301~310



 第3章『金・銀・クリスタル編』でレッドのイーブイがエーフィに進化したのは、ゲームの『金・銀・クリスタルバージョン』のシロガネ山の奥(おく)にいる「???」が持っているエーフィにあわせたのですか?

(ハンドルネーム・はやなさんからの質問)




 そうですね。ボクが、エーフィ好きだというのと、原作ゲームの内容に合わせたいというのと、両方あってあの進化になりました。
 ナナシマにつれていったメンバーではなかったので、しばらくその活躍(かつやく)を描いていないけど、また登場させせてみたいポケモンですね。あのセレブな感じがいいんだなあ(笑)。 (日下)


 コミックス第22巻で、なぜカントーに住んでいるレッドが、ホウエンの騒動(そうどう)後のことを、知っているんですか?

(ハンドルネーム・フヨウさんからの質問)




 ホウエン地方が壊滅(かいめつ)するかもしれない、というくらいの大事件(じけん)だったので、全国的に知れわたっていたんじゃないかなあ。 (日下)


 コミックス第25巻にハギ老人が登場したとき、ペリッパーが飛んでいますが、あれって、進化したピーコちゃんですか?

(ハンドルネーム・はみぃさんからの質問)




 そうですね。ハギ老人も立派(りっぱ)な船の名誉艦長(めいよかんちょう)になったことですし、ポケモンも進化したかな…と。
 ハギ老人はおじいさんキャラの中でも今までにない無骨(ぶこつ)な雰囲気(ふんいき)が気に入っています。今後の再登場(さいとうじょう)も予定しているので期待(きたい)していて…ね! (日下)


 私はポケモンのオリジナルストーリーを書いています。でも「あとでこのキャラに言わせよう」と思ったセリフを言わせずに進めてしまったり、話の細かな予定なんかをすぐ忘れてしまいます。日下先生はそんな時どうしていますか!?

(ハンドルネーム・マグマ団員Kさんからの質問)




 う~ん、ボクはそういったことはないですね。
 雑誌のページ数の都合(つごう)で、どうしてもその回に入りきらなかったセリフや内容を別の回にまわすことはありますが。
 ボクの場合は「何回目くらいでこのキャラとこのキャラが出会う」とか「そこでこんな会話になる」とかいう話の細かな予定を書いたもの=『シリーズ構成表(こうせいひょう)』を作って、それをもとにシナリオを書いています。プロっぽいテクニックですが、マネしてみたらどうかな。 (日下)


 日下先生は映画10周年のポケモンはなにに投票(とうひょう)しましたか? ボクはジラーチを選びました。(でも先生は図鑑はコンプリートしてるからしてないかも…!?)

(ハンドルネーム・天地海統くんからの質問)




 いやいや、ちゃ~んと投票しましたよ!!
 ちなみにボクが選んだのはデオキシス。ダイヤモンド・パールではボックスの中に4フォルムならべられるようになったので、やっぱり4匹ほしくてね。(笑)
 投票結果はみんなも知ってのとおり、デオキシスが1位になったので、とてもうれしいです! ジラーチもまた配信(はいしん)の機会(きかい)があるといいね! (日下)


 コミックス第14巻のでポケモンがたくさん出た場面ですが、あんなにたくさんのポケモンをどうやって持ち主にかえしたのですか? またカクレオンとルリリがいるみたいですがラジオは、ホウエン地方にもとどいたのでしょうか?

(ハンドルネーム・べっこうあめくんからの質問)




 まず、ポケモンの返送(へんそう)についてですが、転送システム管理者(かんりしゃ)の威信(いしん)にかけて、マサキがきっちりと責任もってトレーナーたちの元へ送り返しました。ジョウト中のだいすきクラブ会員たちも集まって、マサキのお手伝いをボランティアでしたそうですよ。
 カクレオンやルリリは、たまたまホウエンのポケモンをつれてジョウトで生活していた人が送ったんだと思うよ。 (日下)


 『小六』4月号の『ファイアレッド・リーフグリーン編』のラストでイエローにわたされた図鑑は、レッド、グリーン、ブルーの三人のうち、だれが持っていた図鑑ですか?

(ハンドルネーム・和月さんからの質問)




 イエローが受け取ったこの図鑑は、そう、レッドが所有(しょゆう)していたものですね。コミックス第4巻でレッド失踪(しっそう)事件のとき、イエローが一時的に使用したこともあるものです。めぐりめぐって、イエローの手にかえった形になりました。
 山本先生が力を入れた作画をしてくださったのでイメージどおりのビジュアルにしあがり、ボクもたいへん気に入ったシーンとなりました。 (日下)


 ずっとふしぎに思っていたのですが、日下先生はどうして、女の子の気持ちや、子どもの気持ちがわかるんですか?

(ハンドルネーム・ヒメさんからの質問)




 う~ん、なんでなんでしょうねえ。(苦笑)
 男女のことはともかく、大人子どもという視点(してん)で考えると…、ボク自身が子どもっぽい、ということなんじゃないかと思います。
 日々(ひび)オモチャをいじりながらゲームをして、まんがについて考える。大半の時間をそういったことに費(つい)やしているわけですから。
 あとは、もともと子どもが好きだ、っていうのもあると思います。
 だから、イベントなどがあると子どもとふれ合いたくてついつい近よって、観察(かんさつ)してしまいますね。(もちろん、仕事のことはナイショで!)。 (日下)


 コミックス第24巻の表紙のリザードンの手の下に、デオキシスの腕(うで)だけがかいてあるんですが、これはなんですか?

(ハンドルネーム・ザ・ピッピくんからの質問)






 実は! コミックス第23巻と24巻の表紙をならべると、絵がつながるのです!! さらに第25巻も…! 3冊(さつ)をズラッとならべると、カッコイイ1枚の絵が完成するので、ぜひ試してみてね!! というわけで、つながりイラストを特別大紹介(しょうかい)!! (日下)



 ちなみに、第21、22巻もつながってるでやんすよ。持っている人はならべてみてでやんす!! (ポカチュウ)


 新しく始まった『ダイヤモンド・パール編』ですが、今までの『小三』連載(れんさい)のお話とは少しちがっているんですけど、どういうことなんですか!?

(ハンドルネーム・青羽さんからの質問)




 これまでは『ダイヤモンド・パール編』『バトルフロンティア編』『ファイアレッド・リーフグリーン編』がそれぞれの雑誌で連載されていて、数年ぶりに3誌ワンストーリーになったので混乱(こんらん)している読者もいると思いますが、今年度(2007年度)5月号からの連載は『小四』『小五』『小六』の3誌ともすべて『ダイヤモンド・パール編』です!
 ただし、内容は3誌とも異(こと)なっていて、それぞれの学年の読者に向けて別の町や道路の話を書いています。兄弟姉妹(きょうだいしまい)や別の学年の友だちがいる人は学年誌を交換(こうかん)しながら、ぜひ読んでみてね!
 これが『ポケSP』のもうひとつの楽しみ方だよ! (日下)

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